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Unreal Engine 5で製作したR.Designベータ版をリリースしました!

By 2022-06-01 No Comments

Latest Beta with Unreal Engine 5

Unreal Engine5で導入された、最新のグローバルイルミネーションと反射のソリューションにより、よりリアルなシーンの表現が可能になりました。

最新のR.Designベータ版アプリをリリース致しました。

今回のバージョンでは、グラフィックのクオリティにおいて、本当に、大きな大きな飛躍を遂げています!
R.Designアプリ自体を、Unreal Engine 5で完全に作り直しました。

グラフィックが良くなり過ぎたため、古いアセットではテキスチャーが荒く見えすぎて、アセット自体を作り直さないと行けなくなり、アセット・チームにとっては嬉しい悲鳴です。

これまで室内空間を出来るだけリアルに見せるためには、どうしても事前に光をベイクしておく必要がありました。ベイク無しの部屋では室内空間が暗くなりすぎる一方で、アンビエント・ライトを使って空間を明るくすると、部屋全体が青っぽくなり、どうしても人工的な表現になっていましたので。ただ、ベイクをすると、家具アイテムの下に影が表現されない等、兎に角、色んな問題があったわけです。

それが、今回のバージョンで採用されたグローバル・イルミネーションで大きく改善されました。

グローバル・イルミネーション(「GI」)

GI = OFF

光のベイクがない室内空間です。時間を真昼に設定していますが、天窓からの採光も十分に表現されず、室内がとても暗くなっています。

GI = ON

グローバル・イルミネーションを有効にすると、このように表現されます。アンビエント・ライトも最小限しか使っていないにも拘わらず、とても明るい室内空間が表現されています。

Virtual Shadows

目立たない機能ですが、表現にリアリティを加えるにあたり重要な役割を果たしています。

Virtual Shadows = OFF

Virtual Shadows = ON

ソファの(右側)本体に、隣の白い鉢に当たった光が反射しているのが分かります。このような絶妙な反射具合の表現が積み重なると、シーン全体の写実性に大きな影響を与えていきます。

リフレクション

リフレクションが無効の状態

リフレクションを有効にした状態

光の動的な反射が表現され、シーン全体に奥行と濃淡が生まれる他、ガラスなどの半透明な要素や、鏡などには、アイテムが反射して映り込むようになります。

静止画ではなく、R.Designアプリだからこそ、出来ること。

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